皮膚の病気について

皆さまこんにちは、まだまだ暑い日が続いてますね。

本日はとびひについてお話したいと思います。

(とびひとは?)
 とびひの正式名称は伝染性膿痂疹といいます。
 細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。
 掻きむしった手を介して、水ぶくれ(水疱)があっという間に
 全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに
 似ているためとびひとよばれます。
 
1、(とびひの種類)
 水ぶくれができるもの:水疱性膿痂

 
 原因となる細菌   
     黄色ブドウ球菌という、健康な人の皮膚や鼻の中にいる
     常在菌です。傷口などから皮膚に入り込み、増殖するとき
     に出す毒素がとびひ発症の原因になります。

 症状
     水ぶくれ、かゆみなど

 できやすいところ
     目、鼻、口のまわりから症状が出始めることが多く、やがて
     体のあちこちに広がる

 かかりやすい季節
     夏(暖房の普及で、冬にもみられる) 

 かかりやすい年齢
     7歳未満の乳幼児
 
 
 
かさぶたができるもの:痂皮性膿痂疹 
  
 原因となる細菌
     化膿レンサ球菌という、健康な人の皮膚の表面、鼻の中や
     のどにいる常在菌です。傷口などから皮膚に入り込むと、
     
とびひ発症の原因になります。

 症状
     かさぶた、リンパ節の腫れ、発熱、のどの痛みなど

 できやすいところ
     全身にできる

 かかりやすい季節
     季節に関係なし

 かかりやすい年齢
     年齢に関係なし

2、(治療に使うお薬)
     抗菌薬(のみ薬、ぬり薬)原因となる細菌を退治する

 (必要に応じて使われるお薬)
     抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬(飲み薬)かゆみを抑える
     亜鉛華軟膏炎症を抑える、患部を保護する

3、(日常生活で心がけること)

●患部を掻いたり、いじったりしない
  
 とびひは、患部を触った手を介して症状が体のあちこちに
 広がることがあります。
 患部を触らないように注意し、ひっかかなようにしましょう。

●皮膚を清潔に保つ

 原因になる細菌を減らすため、入浴して皮膚を清潔に保つことが
 大切です。患部をこすらず、石けんをよく泡立て、泡でていねいに
 洗い、その後はシャワーでよく洗いましょう。
 また、湯ぶねにつかってよいかは、医師と相談しましょう。

●タオルや衣類は共有しない

 タオルや衣類を介してとびひがうつることがあります。
 共有しないようにしましょう。

※欠席が義務付けられた病気ではありませんが、
 とびひの状態や、通園、通学先の規則にもよりますので、
 医師や担任の先生、保育士さんに相談しましょう。。
 プールに入ると、症状がひどくなったり、他のひとにうつる
 こともあるので、治るまではひかえましょう。
         
                       スタッフhirahata 

 




  
      
 

  




   
                  

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