帯状疱疹ワクチン接種をおこなっております。
50歳以上の方は、ワクチン接種で帯状疱疹を予防することができます。
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
通常、皮膚症状に先行して痛みが生じ、その後皮膚症状が現れると、ピリピリと刺すような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。
多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、これは帯状疱疹後神経痛と呼ばれ頻度の高い合併症です。
また、帯状疱疹が現れる部位によっては、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。
当院では、帯状疱疹ワクチン シングリックス (1回 22,000円)を取り扱っております。
2か月間隔で2回接種(合計2本)が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続が9年後まで確認されているワクチンです。
副反応は、注射部位の痛み・発赤・腫れや、全身の筋肉痛・倦怠感などです。
ご希望の方は受診の際、またはお電話にてご予約をお願いいたします。