皮膚の病気について

皆様こんにちは(^^)/
本日は梅雨の時期から増え始める、水虫についてお話します。

水虫とは?


カビの一種「白癬菌」が主に足の皮膚の角層で繁殖する感染症です。

種類は?

足の水虫には様々なタイプがあります。

*趾間型…水虫の中で最も多く指の間、特に薬指と小指の間が白くふやけたり、皮がむけたり、むずがゆくなったりします。

*小水疱型…土踏まずや足の縁に小さな水膨れが多発します。一週間程度で皮が乾燥しむけてきますが、また別の場所にできて徐々に範囲が広がります。

*角化型…かかとを中心に足裏の皮膚が厚くなってひび割れたり、白く粉を吹いたようになったりしますが、かゆみはほとんどありません。

検査方法は?

患部の皮膚の表面を少し取り、白癬菌の有無を顕微鏡で確認します。

足や手がかゆくなったり、皮がむけたりすると水虫になったと思いがちですが、湿疹やかぶれなどのこともあるので、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。

治療法は?

基本的に塗り薬を使用しますが、症状によっては飲み薬が処方されることもあります。

塗り薬は、せっけんで患部を優しく丁寧に洗い、水気を拭いてから薬を塗るようにしましょう。

注意!

実は今見えている患部よりずっと広いところにも水虫菌が潜んでいます(>_<;)なので今かゆいところだけを治しても、しばらくするとその周辺に症状が出てきます。かゆみなどの自覚症状があるところだけでなく、自覚症状が無いところまで広く塗ってください。

水虫外用治療のポイント


◆1日1回、毎日必ずお薬を塗りましょう。

自分の都合の良い時間を決めて、「毎日必ず塗る」ことを習慣づけましょう!

◆入浴後に塗ると効果的です。

患部をこすらないように優しく洗い、よく水気をふき取りましょう。 皮膚が乾燥してから塗るのがポイントです!

特に入浴後は、お薬が浸透しやすくなります。

◆症状がよくなっても、医師の指示のある間はお薬を塗り続けましょう。

足の裏の場合、白癬菌がすんでいる角層がはがれ落ち、新しい角層と入れ替わるまでに約3ヶ月かかります。

◆靴下や靴は、通気性のよいものを選びましょう。

白癬菌が好む多湿にならないよう、患部を乾燥させることが大切です!

毎日同じ靴下をはかないようにしましょう。

◆バスマットや靴下はこまめに洗濯しましょう。

患部から落ちた白癬菌が付着しています。 他の人に水虫をうつさないように清潔に保ち、床はこまめに掃除し、

バスマットやスリッパなどの共有はできるだけ避けましょう!

水虫は治ります!


水虫は根気よくきちんと治療を続ければ、多くの場合は治ります。
症状が治まっても白癬菌は生き続けていることがあるため、
すぐに薬をやめたりせず必ず医師の指示に従いましょう!

水虫の方はもちろんですが、水虫が疑われる方もまず、病院を受診し検査を受けましょう(^^) ☆


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