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皆さまこんにちは
やっと春らしい気候になってきましたね。
先日、吉野公園に行ってきました。
さくらが満開でとってもきれいでしたよ。

さて、当院ではにきび外来を行なっています。
内容は問診→診察→スキンケア指導となっております。
思春期のにきびから大人のにきびまで多くの患者さまが来院されていますが、にきびを治療するうえで、スキンケアも重要になってきます。
今回、そのスキンケア指導で感じたことをお話したいと思います。

スキンケアの基本は 洗浄 保湿 遮光になりますが、皆さんがやりがちなお手入れ方法です。

  • 自分はオイリー肌だからと、強力な洗顔料、クレンジングを使う
  • 汚れをおとすためと、洗顔の時はいつも顔をゴシゴシする
  • 肌のべたつきが気なり洗顔の後は何も塗らない

これは皮膚のバリア機能を低下させ、乾燥や敏感肌を引き起こしたり、乾きをフォローしようとお肌が皮脂をどんどんだすので、ますますオイリー肌になることがあります。
その結果、にきびができやすくなったり、悪化の原因になります。

また、日焼け止めは夏場だけという方が多いようですが、紫外線は一年中ふりそそいでいます。 
なぜ紫外線がにきびに悪いの?と言われる方もいらっしゃいます。
紫外線を浴びると、にきびの毛穴の中に溜まっている皮脂は酸化を起こしますし、活性酸素を発生することになりにきびの悪化につながります。 
また、紫外線の影響でメラニンが増えると、にきび痕がシミになりやすくなってしまいます。 こうしてみると紫外線はお肌にとってもにきびにとっても悪影響を及ぼす存在だということがわかると思います。

そしてスキンケア製品も重要になってきます。
にきびにはノンコメドジェニック製品(毛穴をつめない:白にきび、黒にきびの発生を防ぐ)やオイルフリーのものがよいのでしょう。

※スキンケア指導にて
お薬の塗り方や正しいスキンケア方法の説明、ノンコメドジェニック製品などご紹介しています。

にきびのタイプには

オイリー肌:思春期のにきび

Tゾーンや頬にできやすく、ホルモンバランスが崩れることが大きな要因
皮脂が目詰まりしやすく、その皮脂を栄養源としてアクネ菌が過剰に増殖

予防のポイント

  • 余分な皮脂を取り除く
  • 皮膚を清潔に保つ
  • 角質ケア

乾燥肌:大人のにきび

フェイスラインにできやすく、ストレス、生理、乾燥、体調の乱れなど複雑な要因
乾燥などにより、皮膚のバリア機能が低下し、アクネ菌が増殖しやすい状態に
また角質が厚くなって毛穴がつまりやすくなります。

予防のポイント

  • 角質ケア
  • うるおい補給
  • バランスのとれた健康的日常生活

今までは炎症をおこしたにきびに対し抗菌薬での治療を行なっていましたが、新しくにきびの前段階から治療できる、ディフェリン(アダパレン外用薬:保険適用)の治療が可能になりました。
この治療でにきびが減り始め、新しいにきびができにくくなったとの声が聞かれます。
しかし、ディフェリンを使うにあたっては、決められた用法、用量(使い始めにでる刺激の症状)など医師に相談し、十分に理解した上で治療を始めていただきたいと思います。

その他、当院では光線療法(保険適用)やケミカルピーリング(保険適用外)での治療を
行なっています。
詳しくはホームページまたは、当院までお問い合わせ下さい。

スタッフhirahata


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皮膚科

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